色の名前は日本の伝統色でお伝えします
もうすぐ募集を再開する予定の
「色ことばセッション(纏う色セッションから名前を変えました)」
そこでは、その人の本質が表している色名を
『日本の伝統色』でお伝えしています。
桜色(さくらいろ)
鴇色(ときいろ)
胡桃色(くるみいろ)
萌黄(もえぎ)
杜若色(かきつばたいろ)
などなど
先日読んでいた本(「色へのことばをのこしたい」伊原昭 著)では
巻末に数百種類の色の名前が掲載されていました。
私が、その人の「色」を感じると分かったとき
「この人はまん中のまん中に赤い色を持っているな」
本当は少し薄い赤でちょっと黄味がかかっているんだけどなぁ。
などと、同じ赤でも微妙な違いがある、その部分までを伝えたいと思っていました。
そして日本古代からの衣裳が異様に(笑)好きだった私は
関連する本を読んでいて
「ここに私の伝えたい微細な表現がある!」ということを見つけました。
日本で生まれ育った人たち(それ以外の人もいるかもしれません)が
季節の移ろいや、日々の生活の中で紡いできた感性
そしてそれらを色、という繊細なものに名前をつけていった歴史。
それぞれの人の繊細で微細な『よさ』や『素晴らしいところ』『個性』を
表すには、この日本で受け継がれてきた色の名前が一番しっくりくる。
そう感じ、日本の伝統色でお伝えしています。
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